きそくただしいせいかつ

日々の生活のペースセッター

常光寺の盆踊りに行ってきた

 昨日、就職先の東京から大阪に来ていた大学の先輩に会う会、として八尾、常光寺の盆踊りに行ってきた。河内音頭発祥の地ということで、小さいお寺ながら、たくさんの人で賑わっていた。地元では盛んに行う盆踊りの風習がないので、あんなに人が集うものとは思いもせず。19時から始めて23時まで、それも大勢の人がギャラリー含め踊り続ける。予想通り、高齢の方が多いのだが、中には20代ぐらいかと思われる人も結構参加しており、地域に根付いていることを伺わせる。
 踊りに関していえば、当初正調河内音頭ということで、ゆったりして始まり、河内家菊水丸が出てきたりと盆踊りらしい感じだったのだが、21時をすぎた当たりから、現代河内音頭にスイッチ。櫓の上にギターが持ち込まれ、急にテンポアップする。これ、盆踊り?と思わせるような速さで、お年寄り含め踊り続ける光景は、異常な躍動感があり、なんというか祭らしい。本来盆踊りとは、テンポよく踊るものなんだろうか。ぐるぐる回る人々。呪術的でもあり。
 最近、地方で祭に活気がない、というような声も聞くが、テンポアップして踊り狂ってみたらいいのかもしれない。