きそくただしいせいかつ

日々の生活のペースセッター

応援するということ

 大事な人が、院試を受けるというので、電話やらメールやらで応援しているのだが、いつも悩み悩み話している。常に、相手の言ってほしいことを言い続けていればいいのならさほど難しくはないのだが、途中までそういう路線で押していたら「ダレダレ」の関係になってしまった。単に応援しているだけだと、どうも安心しすぎてよくないらしい。それ以来返答が難しく、相手の言っていることや声のトーンなどを考えながら、なだめたりすかしたりきついこといったりしている。ただ、家族に話しかけているのと違って、追い込まれているときに、更に追い込んだ方がいいのか、安心させた方がいいのか、という判断が付かない。さすがに、しにしにの声をしている人に辛辣な言葉を浴びせたりはしないけど、安心させるべきかどうかの閾値がわからないのは、話しかけていて不安である。

 最初から、こういう風な応援ができればな、と思って後悔してもいる。が、院試の大変さを本人含め知らなかったので、ちょっとしょうがないよね、と自分に言い聞かせてもいる。

 本番まで、もうちょっとらしいので、がんばれと祈るぐらいしかできないのが、もどかしい。